あかんたれブルース

継続はチカラかな

水文学とフロムと電気もろもろ

愛する技術という発想(50)


天文学というものがあります。
古代から人間は夜空を見上げて考えた。
それは暦に発展したり
地動説に発展し
この地球と、それから宇宙を探求しました。
ひとことでいえば外への思考だ。
また、そこから人間個人の性格や運命を
占ったりもした。

ちょっと前に友人の高田の爺さんから
その天文学に対して
水文学なるものがあるという話を聞いた。
これは私たちがイメージする水文学
とはちょっと違うもので
天文学に対する対極のものだということです。
つまり外なる探求ではなく
内なる探求みたいです。
この学問(アプローチ)の歴史は浅く
研究がはじまってから
まだ50年ほどしか経っていないのだそうです。

一部の研究者の間でいま俄然この研究が
熱気をおびてきているそうな。
というのもこの学問が認知されると
現在の私たちの価値観を根底から覆すような
人類史上類をみない大転換に発展する
といわれるぐらい大変なことみたい。

別れ際にちょっと出た話題で
それ以上聞けなかったのですが
この内なる探求に興味深々だった。
これが今年3月の話
ルイちゃんからフロムを提示されたのが
それから2週間後のことだった。

それ以前には電気のこととか
ミクロとマクロ
宇宙の起源の新発見のニュース
誰それさんがどうしたこうした
なにげに手に取った本が・・・

まったく無関係な縁もゆかりもない
断片的な事象が繋がってくる不思議
まったく個人的な体験なのですが
これがよくあるんだよね。
特にここ数年・・・
不思議だわあ

内なる学問「水文学」って
なんなんでしょうね。
高田さんはその研究者の大学教授に
リサーチ中のようですから
今度会ったら是非そのへんを聞き出したいと
思っています。