あかんたれブルース

継続はチカラかな

言葉のオアシス



ブログタイトルをコロコロ替えるのは
わたしの癖ですが
今回の「おたんこなす」は
律子にいわれた「罵倒」の言葉

もう何年も聞いていない
既に死語
この言葉を使う日本人が今現在生息してのか?
と、まるで代々木公園でツチノコに遭遇したような
ちょっとした感動があった。

あああっ、もっと言って!
ポーッとなって惚ける変態オヤジです。
実は言葉フェチなのだ。
だいたい「おたんこなす」なんて
昭和40年代の女学生とか新妻しか使わないだろ?
ちばてつやの描く漫画に出てくる女の子が使う
サチとかあかねちゃんじゃないと使わない。
葉子は絶対使わない。

なんか癒されちゃってさ
こういう温かみのある罵倒だったら
いくらでも言って、もっと言って!

歌と一緒で、言葉も世につれ、です。
言葉は風化し、淘汰され、その時代に染まっていく。
味気ない渇いた言葉が蔓延している。
荒野のようだ。
その放浪のなかでオアシスをみつけた。
そこに「おたんなす」がなってたわけだ。
焼きなすにしようか煮びたしにしようか
天麩羅でもいいし、一夜干しでいいけど
塩分控えめにしてね。
今夜は特別に一本つけとくれよ

秋の夜長におたんこなすで
さしつさされつ
三千世界のカラスを殺し主と朝寝がしてみたい。

朝食は茄子の味噌汁でお願いします!
減塩ね(汗)