あかんたれブルース

継続はチカラかな

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【政局としての明治】其の五

●第五代・第二次伊藤博文内閣 明治二十五年八月八日~二十九年八月三十一日 伊藤は民党に対して歩み寄ったが、山県などの政府弾圧に辛酸を舐めた民党は受け入れなかった。 議会運営は難航した。伊藤は自由党との提携で過半数議席獲得を画策を推し進めていく…

【政局としての明治】其の四

●第四代・第一次松方正義内閣 明治二十四年五月六日~二十五年八月八日 民党・議会対策では対立した伊藤と山県だったが、時期後継者では意見は一致した。それが薩摩閥の領袖で財政家の松方正義だった。この内閣での伊藤の発言力は大きく、その意向から藩閥色…

【政局としての明治】其の三

●第三代・第一次山県有朋内閣 明治二十二年十二月二十四日~二十四年五月五日 山県は軍人出身であるが権力志向の強い官僚政治家であり激しく民党側と対立した。同じ長州閥でありながら伊藤と山県の考えは違っていた。第一帝国議会の議席は圧倒的に民党側(政…

【政局としての明治】其の二

●第二代・黒田清隆内閣 明治二十一年四月三十日~二十二年十二月二十三日 翌年の帝国憲法が発布の恩赦によって追放、獄中にあった在野の実力者復帰する。来るべき第一回総選挙に向けて大同団結を謀ろうしていた。 黒田は民党との妥協を一切拒絶する「超然主…

【政局としての明治】其の一

●初代・第一次伊藤博文内閣 明治十八年十二月二十二日~二十一年四月三十日 明治政府が第一回伊藤内閣をスタートしたのは明治十八年(一八八五)である。 総理大臣伊藤博文は三年間に渡って運営されたが、憲法制定を理由に黒田清隆にバトンを渡す。 これは長…

さて、財閥「三井」のお話。

さて、財閥「三井」のお話。(写真は三野村利左衛門) 現在でも三井住友フィナンシャルグループとかビザカードとか生命とか不動産とか チョクチョク耳に致します。まあ、資料片手に書き込んでるわけではないので話半分ですよ。 この歴史は古く、財閥としては…

お金の法則と行方(其の三)愛しのモンタ

なんかモノ凄く長くなりそうなテーマなので。結論を先に書き込むことにしました。 井上馨が好きです。 実は、山崎拓も嫌いじゃない。 「先生!?」とか「竿師」とか暴露されたけど、なんか憎めない。 井上馨が好きなのは、その辺りが8%。十年で確実に倍にな…

お金の法則と行方(其の二)長州閥の三巨頭の素性

明治藩閥政治の長州三巨頭といえば、山県有朋>井上馨>伊藤博文です。 この順番は藩閥依存度からのものです。 伊藤は我が国最初の総理大臣です。女狂いが唯一の「道楽」で、聖人タイプではありませんが 議会政治樹立に情熱を燃やした我が国屈指の政治家と、…

お金の法則と行方(其の一)

『国家の品格』なる本がベストセラーとなってるいるようです。 活字離れ、モラルハザードが叫ばれるなかで、ちょっと嬉しくなってくるニュースですが、 このタイトル、ちょいと一昔前なら「右翼」だの「ナショナリズム」云々と 物議を醸したかもかもしれませ…

堀江toヤクザto自民党

堀江さんが昨年広島で選挙活動したときにノーボディーガードだったそうです。 相手は亀井静。地元の有力者なのに凄い度胸だなあと関心したところです。 暫くして、ある人から堀江さんのバックには某組織の力がある。と、聞きました。その某って? 広島の任侠…

汝の名「お金」 その正体とは何ぞ也?(其之一)

なんか全然まじめでない。こんなことでいいのか!と、反省しつつ、はじめましょう。 昨年の暮れの大晦日から元旦にかけて、ヤフーファイナンスのソフトバンクの掲示板で 「貧富の差は広がって」とかなんとかの書き込みが反響を呼んだのであります。 最初の書…