あかんたれブルース

継続はチカラかな

サンドイッチと遠い雷鳴

 ひろさんの幼少の思い出のコメント

>幼稚園生か小学生低学年、母方の実家(大礒)に向かう途中、
 東海道線大船駅で買ってもらえた「ハムサンドにソフト・クリーム」
 これが定番でした。
 未だにサンドイッチの味や景色が思い出されます。
 車社会になってからは、あのつつましやかな楽しみがことさら想いだされますね!

 だいたい世代は一緒(ひろさんが先輩ですが気持ちの話)。
 まあ、彼の方が都会ですが(悔しい)。

 私たち「三丁目の夕日」世代は欧米の食べ物への憧れ計り知れず。

 そういう意味で「トムとジェリー」などは、アクションやギャグもさることながら、
 「食」というシチュエーションに目を奪われていたものです。

 穴あきチーズ。ローストビーフ、たくさんの具材を詰め込むサンドイッチ、そして生ハム。
 
 父親が休暇で帰って来るとき、日航の機内で出た「サンドイッチ」を手つかずで持ち帰って日。
 私は都会を感じました。
 当時、私の田舎に「サンドイッチ」は存在しなかった。
 サンドイッチは都会の象徴でした。
 あの、お手拭きペーパー! 思わず臭いを嗅いだものです。
 あああ、都会の臭いがする。
 大きくなったら都会の絵の具に染まってみたい。
 恋人よゴメンなさい。

 飽食の時代といわれ、グルメだ、スイーツだ、苺大福だ、パスタだ、、、。
 
 初めて生ハムに出会った時のことを私は忘れない。いつだ!

 小田急新宿駅でふと足を止める。コーヒーとチーズとカレーの混じり合った臭い。
 私の都会の臭いは変わっていきます。

 地鉄の新車両でかおるネコのおしっこの臭い。ような

 書店でかおるインキと紙の臭い。すみませんトイレは?

 それでも、ときどき使用しないお手拭きペーパーの臭いを嗅いでみる。
 遠い昔にトリップしたような気分になる(汗)。それで汗拭くなよ。

 「ポパイ、水曜日には返すから20セント貸しておくれよ」(返済日と金額は?)
 そのハンバーガーというものは借金までして食べたいのか?
 ウィンピー、もっと詳しく話を聞かせてくれ。
 私は、私は、ずっと「どら焼き」かと思っていたのよ〜お(涙)