あかんたれブルース

継続はチカラかな

親心の徒花

ニッポンの教育改革(9)


細かい説明は省きますが
どう考えても現在の教育制度は不合理、非効率です。

また、基礎学力低下の問題から
ゆとり教育パッシングもあっての
詰め込み教育に逆行した現状も然りです。

そんな短絡的なもので改善されるわけがない。アホか

どうも勉強というものを「強いる勉め」と解釈してる。
そう考える人はたぶん自身の勉強が苦行だったんでしょうね。
そこにもそれをクリアできた者の既得権益がある。

わたしだって、学校時代は勉強嫌でしたよ。
いまでもたまに夜中にうなされて目が覚めて
「ああ、夢か・・・よかった卒業してたんだ」ってことはある。
ただ、わたしはだから、お前たちも
苦しむんだ。とは、思わない。

こういうのは体育会系の後輩イビリ、いじめと同じだ。
やるタイプと絶対にそういうことをしないタイプに分かれます。

固定観念の問題だ。

国語や算数(数学)のコマ数(授業時間)を増やしても
なにもかわらないよ。もっと悪くなるんじゃないかな。
いや格差がひろがる。

国語や算数ってそんなに大事なのか?

読み書き、計算できればいいんじゃないか?
社会に出てから因数分解とかサインコサインなんて
いっぺんも使ってませんけどね。

人間、同じものばかり食わされると嫌になるものです。

カルビやマグロが好きでも、それだじゃ嫌いになる。
カルビにはサニーレタスやキムチや生ビールやヤクルトや
クッパやナムルがあるから美味いわけで
それでもずっと焼肉じゃ嫌になる。(ならない人がごく少数)

毎日すし屋じゃ嫌になる。
イタリアンでもお好み焼きでもラーメンでも餃子でも

「インド人はカレー飽きないよ」

私達はインド人じゃない!


試験科目偏重のなかでより阻害されてるのが
「美術(図画工作)」と「音楽」です。

でも、これって人間の頭を良くするのに
非常に有効だって知ってました?
最近はこういった私塾がウケてるみたいですよ。

だから常識なんてあてにならいし、いつも古いんだな。
授業時間を増やすならこっちを増やせばいいのだ。
土曜日に授業があってもいいから。

そっちのほうがずっと効果・効率的で合理的だと思います。

ま、なんにしても学齢神話に支配されえると
「とはいっても」「とにかく」「一応」「とりあえず」と
目先の受験に傾いてしまう、しまわされてしまんでしょうねえ。
親が(涙)

 親思う心に勝る親心

これは吉田松陰(享年29歳)の辞世の句
大変な勉強家だった。
ほとんど独学でした。
安政の大獄で密航の罪から斬首。
その執行の前に詠まれたものです。この句はこう続く

 今日のおとづれ何と聞くらん

今の親だって、我が子を思ってのことなのです。
その親心が・・・
今日のおとづれ、その今日がいつなのかは別として
どのように思うものなのか

 子を思う心に勝る世の流れ
 今日の日経に書いてたら信じるか (禿馬)

 だけど日経書かないよねきっと