あかんたれブルース

継続はチカラかな

#ノンフィクション、エッセイ

今日のクサンビッチは冴えわたる

孤島の哲学者ウマタロスは何かあると クサンビッチに訊く ウマタロス「阿佐田哲也知っとるけ?」 クサンビッチ「知らん」 ウマタロス「麻雀放浪記とか知ってるだろ?」 クサンビッチ「それだったら聞いたことある」 ウマタロス「それを書いた人だよ」 クサンビ…

問題は面白くないことだ。

久々に図書館で面白い本にめぐりあえた。 井波律子『中国侠客列伝』(講談社) 2011年発行だから割りと最近の出版物だ。 中国の春秋戦国時代から清朝までの 中国史(正史・フィクション含めて)の 侠客の歴史をたどったものです。 ちょっと前のブログ記事も…

おおかみおととと月と鏡

旅の途中(4) 「ねえ ペット 飼ってる?」 「いんや」 「おかしいわねえ・・なんか・・・」 「なに?」 「獣臭い」 「そんなあ(汗)」 「へんだなあ」 「へんだよ」 「屁したあ?」 「えっ」 「屁したでしょう」 「ちょっと」 「いつしたの」 「さっき」 …

ガツガツゲロピー深々と

どこの誰とはいいませんが 某牛丼屋に勤めるR隊長は店で廃棄処分になる ご飯4キロを持って帰ったとさ。 ちょっと炊くタイミングを逸して 数時間水に浸けっ放しにしたま炊いたら 酸っぱい臭いがしたそうな これじゃあお客さんには出せない。 でもなにより捨…

紅葉狩り

中世ヨーロッパが近代に移行するとき 魔女狩りという粛清虐殺がヨーロッパ全土を席巻した。 魔女というと女性限定と思われがちですが 魔女狩りに男女差別はなかったそうです。 これはキリスト教・教会に対する批判や権威の失墜を 懸念した協会側がそういう動…

秋を愛する人は

男性なのに乳首が痛い(3) 秋ですねえ 隣はなにをする人ぞ、咳をしても独り 梨食えば思い出すピノキオのラストで ゼベット爺さんがむいてくれた梨 駄々捏ねて結局、皮も芯も食ったピノキオの改心プチ。 カキ食って食いすぎて B型肝炎になったノンちゃん元…

明日にかける橋

昨日は一転、永田町に出没していました。 議員会館地下の食堂で生姜焼き定食を肴に (3人で)瓶ビール1本と月桂冠の冷酒を6本飲んだ。 最近、あまり外で人と飲まないのですが そのあと別件で違う店で黒ビールとラムのソーダ割りを 飲んだらすっかり酔ったみ…

ベビーファンデーション

穴の中から恥いるように 好きという文字のスペルがわからん 顔や声を思い出すだけで 痛て!もう立っていられない I want ニシキヘビ 1 need アナコンダ I love ツチノコ I play ガラガラヘビ I have ハブ I use 蝮 I don't ヤブヘビ 頭の中 ガンガン鳴ってる…

禁断の相思相愛

村山さん、弾はまだ残っとるがよ(10) そんななかで入社した期待の大型新人 池辺三山(高橋克実)は熊本の出身。 父・吉十郎(高橋英樹)は肥後の西郷といわれ 西南戦争で西郷軍に参加し敗戦後処刑されたのでした。 池辺の後輩で後に朝日に入社するの鳥居素川…

悪い奴ほどよく眠る

良識派の壁(6.1) 11月22日発売の講談社α文庫 『「仁義なき戦い」悪の金言』 これは馬太郎の『訓録「仁義なき戦い」』を 再編集し直したものですが、 馬太郎ブログの真髄がこめられております。 今回は「金言」ということで 新原稿を大幅に(20本)追加しま…

まえがき

まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。 この一節から司馬遼太郎の長編小説『坂の上の雲』ははじまる。 小さな国の開花期とは、日本の近代化のことだ。 日本人は大急ぎでそれを成さねばならない時代環境があった。 『坂の上の雲』の「坂」とは…