あかんたれブルース

継続はチカラかな

メディアと民主主義

どんどん尽くしてみた結果

メディアと民主主義(10) 西原借款とはなにか? 要は中国の一勢力の軍閥に 「無手数料」「無割引」「不確実担保」でお金を貸すというもの。 当時の中国は 南支を孫文・蒋介石の国民党 北京を袁世凱の後継者・段祺端 満州を張作霖という三国鼎立だったと 表…

チャイナリスク

メディアと民主主義(余談) ここにきて「チャイナリスク」という言葉をよく耳にします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF 歴史的サイクルでいくと1989年の天安門事件からになっていますが …

結局は利権と派閥争い

メディアと民主主義(9) 米騒動から鈴木商店焼き討ち、そして西原借款に絡む 寺内内閣糾弾と朝日新聞の関係。 の前に、満州と中国の関係を再度おさらいです。 だいたい満州事変に対しても歴史認識としては「悪」とされている。 事変ですからね。満州事変の…

挑発煽動するメディア

メディアと民主主義(8) 戦争とメディアについて、でした。 日清戦争から三国干渉を生み、ロシアを引き込んでしまう。 これによって日露戦争は日本の宿命的なものとなります。 これは避けられない。これを避けられる。と自信をもっていえる人は嘘つきだ。 …

不自由な固定観念の呪縛

メディアと民主主義(7) 朝日新聞の戦争責任を問う。をベースに話を展開しています。 そう書くと、戦時中軍の御用新聞だった朝日が 一転戦後は無関係を装い・・・ということの糾弾論文と思うかもしれません。 また、馬太郎は「右翼」だから朝日新聞を持ち出…

誰が得する?

メディアと民主主義(6) 新聞(報道)が事業・ビジネスという十字架を背負っていると記しました。 その意味で、戦争は絶好のビジネスチャンスなのです。 部数拡大の。それを痛感のが日清戦争だった。 だいたい、1.3倍ほど固定読者を増やしたそうです。 ここ…

メディアの背後に算盤塾

メディアと民主主義(5) 明治12年創刊 創業者木村平八は二年間で三万数千円の資金をつぎ込む。 明治14年 木村は村山龍平に一万円で経営権を譲渡。 この後、資本金を三万円に増資 内訳は 村山龍平 一万三千四〇〇円 上野理一 六千六〇〇円 小野十作 一万円(…

大阪の醤油屋がはじめた朝日新聞

メディアと民主主義(4) 朝日新聞が誕生したのは明治十二年(一八七九年)です。 毎日新聞(東京日日新聞)の明治五年(一八七二年)、読売新聞の明治七年(一八七四年) に比べると少し遅いスタートでした。 もともとは大阪の醤油屋が始めた小新聞。 業界…

昭和スチャラカ爺放談

メディアと民主主義(3) 右翼左翼はというバカカバちんどん屋お前の母さんデーベーソ なるものがありますが とは別に、タカ派ハト派というカテゴライズもあります。 よく言われる話として 一見ハト派は温厚で争いを好まず平和的なようなのだが 結局がまんの…

十字架と諸刃のペン

メディアと民主主義(2) よく、マスコミ・メディアへの不信感が話題になっています。 ネットよって「情報」というものが溢れて 私たちはその取捨選択に戸惑います。 それでもテレビや新聞の影響は大きいのですが、 時折、クビを傾げることはありますよね。 …

議論の行方

メディアと民主主義(1) 先日、革新系のシンクタンクの方々と いまのマスコミ・メディアの問題について 話す機会がありました。 そのなかで、 「ネットは世論に結びつかない」という発言があった。 えっ? ネットの可能性に、それでも期待そていたので 正直…