あかんたれブルース

継続はチカラかな

健さんと文太・昭和残侠伝

健さんの抑止力

男は黙って醤油ラーメン・12 謙虚を一流の処世と位置づけました。 ここで、問題が生ずるとすれば 『他人を攻撃せずにはいられない人』たち への対処対応ではないかと思うわけです。 また、個人から組織共同体国家とした場合に 中国や韓国・北朝鮮への対処対…

つむじ曲がりのララバイ

男は黙って醤油ラーメン・11 健さんの美徳には謙虚があった。 段平にはそれがない。 いやないこともないけどすくない。 やつは自負心の塊でそういうのを邪魔にして 後ろめたい卑屈と考えていたフシもある。 それはわたしもおぼえがある。 つらつら思うに、謙…

焼き豚女の白身のうなじ

男は黙って醤油ラーメン・10 先日、土曜日に透析終わってフラフラ しながらの帰り道ああ腹減ったなあと かといって具体的に何が食いたいって とこまでこないんいだな。 ラーメンが食べたい。 醤油味のあっさりしたやつ。 でもなかなかそういうのがないんだよ…

ストイックな友情の証とやら

男は黙って醤油ラーメン・9 年7月のはじめ、段平をどやしつけて 絶交状を突きつけた。 これまでいろいな様々な人と出合い 疎遠になってはきたけれど こんな時代がかった行為をやったは初めてのことで それはそれなりに、段平が特別な存在 だったっていうこと…

さようなら、そして有難う

男は黙って醤油ラーメン・8 健さんの生き方に一線を画さざる負えなかった 若き日のあんぽん馬太郎が指針にしたのは 文太だった。 時期的に東映の顔の新旧交代にあったしね 任侠路線から実録路線への転換期に 青春まっさかりだったわけです。 文太は健さんほ…

高倉健の生き様と自己完結

男は黙って醤油ラーメン・7 トリックスターさんからのコメント >映画という銀幕の世界、いわゆる虚構の世界でこそ成り立っているヒーロー、でも観客にとっては自分自身に反映して、こうありたいとの願いだと思うんですよ。 >それが今の映画界にはないし、ヒ…

33年目の和解の駅 STATION

男は黙って醤油ラーメン・6 司馬遼太郎の作品は読む年代によって その感じかたがまた違うといいます。 味わいかたがね。 それは経験していました。 そのことを確認してみたいと ずっと思っていた作品『 駅 STATION 』 レンタルショップではみかけても なかな…

それ本当にうまいのか?

男は黙って醤油ラーメン・5 なにかとグルメ番組が多い昨今です。 野生の名残りか証明か 臭いに敏感です(汗) 自家製パン屋さんの前を通るときとか 小学校の前で懐かしい給食の臭いに 立ち止まったりする。 駅の雑踏のなかでカレーとスパゲッティーと コーヒ…

受け取る受け取らない以前に

男は黙って醤油ラーメン・4 今朝の『マッサン』で意地悪姑のピン子が エリーに女中代兼手切れ金を突きつけていた。 やるなあ(汗) それをエリーとマッサンは受け取った。 (二人の受け取り方は違うと思うけどね) そのときね これが健さん、文太だったらど…

厄年1975年ぴんこな怨念譚

男は黙って醤油ラーメン・3 1975年の健さんは厄年だった。 この年公開の『神戸国際ギャング団』は ヒドイ出来だった。 さすがの馬ちゃんも新宿昭和館であんぐり 石橋蓮司が唯一印象に残ってるぐらい。 共演は菅原文太だった。 当時の東映のエースは文太 だけ…

醤油ラーメンとは和解したけど

男は黙って醤油ラーメン・2 わたしがあの映画館でなぜ動揺したか それはカツ丼と醤油ラーメンのボリューム だけではなく、味噌でもなく塩でもなく 敢て醤油であり、断然醤油だという 健さんの主張があったからだ。 健さんと同じ 九州出身の自分が上京して 大…