あかんたれブルース

継続はチカラかな

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

草木も眠る 怪談吉祥天女 第二夜

幼い頃から、娼婦になるのが夢だったと彼女は言う。 私はその理由を聞くことはしない。 彼女の髪を梳くように、こめかみのあたりに右の掌をあててみる。 その真っ直ぐな眼差しは、そっと掌に隠れてしまった。 微かに肩が震えているのか。 私は思わず彼女を引…

酒場でハッピー!般若湯で極楽三昧

お酒の話(3) 笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸、なかには寝ちゃう人もいます(汗)。 酒の酔い方は十人十色。 私は「ほめ上戸」ですかね。 酔うと無性に相手をほめてしまう。ヘンなくせがあります。 なんか、普段のしらふの私って、、、(汗)。 量にもよりま…

翼のパピルス

夏休みの想い出(1) 8月上旬じ群馬県へ剣道合宿に行ってきました。 練習がきつかったけれど楽しかったです。 一〜二日目練習がたくさんあって本当に大変でした。 でも、夜ビンゴゲームがあってリモコンボートを当てうれしかったです。 きっと、練習をいっぱ…

「悪口・愚痴」禁止令の御利益

友人がこぼしていた。 「愚痴、人の悪口を言うなと啓蒙書は説く。 だが、本当にそれを続けると、運勢が悪くなるのか? 「一切言わない」と決意して数年。 人生が好転した、という実感をまだ覚えない。 むしろ周囲で人をバカにし、貶める人々の方が、繁栄を誇…

民度とお酒のコミュニケーション

お酒の話(2) そうはいっても酒はアルコールですから酔いますよね。 個人差もある。また、日本人は体質としてその分解度が他民族に比べて劣るそうです。 気候環境体格もありますがロシア人なんて凄い。 中国人は北方の満州族の方々は強いし、酒のコミュニケ…

三菱の宴会人物査定

お酒の話(1) お酒っていいものですよね。酒は百薬の長。 でも、あまり過ぎるとよろしくない。なんでもそうですが。 毒にも薬にも成り得る。依存してしまうとよくありません。 酔うとついつい普段隠していた本性のようなものが出てしまうものです。 三菱の…

あなたの未来を予言するもの

先月から剣友会のブログの立ち上げに協力しているのですが、 今、アップさせたブックレビューにいい事いってるなあ。と 関心してしまいました。 思い立ったら吉日の腰の軽い人なので、早速こっちでもアップしておきます。 「心は、創造の達人です。そして、…

石岡瑛子の「ジョーカーを探せ」と五木寛之の苦言

甘茶でカッポレ(8) 五木寛之の『大河の一滴』だったか『他力』だったかの一説に、 ジョーカーの話が出てきます。 エピソードの提供者は石岡瑛子。グラフィックデザイナーの頂点を究め、 現在もニューヨーク在住。 コッポラの映画『ドラキュラ』の衣装デザ…

薔薇から芙蓉への祝福

薔薇の生き方にピリオドを打った女性がいます。ほんのつい最近。一昨日かな 薔薇の生き方。 美しく気高く、そして強い生き方。彼女はこの世の本質を知っていました。 だから、薔薇でありたいと望み、そう在ろうとした。偉いなあと思いますよ。 でも、もっと…

眩しい夏のKちゃん

Kちゃんが帰ってきたよ。 二泊三日の合宿を終えて、手にマメを三つ、足に一つ、勲章を拵えて帰って来ました。 練習厳しかった? 「厳しいよお」 実際にきつかったようです。傷だらけの体。どこが一番痛いかというと唇。 必死に唇を噛みしめて頑張って、噛み…

冷酷といわれた金貸しの純情

性善説と性悪説の間組(4) まあ世の中なんぞに「金貸し」なんていう嫌われ稼業もありませんわな。 教会の迫害を受けていたユダヤ人が唯一認められた生業。 日本でも在日半島出身の人々はパチンコ屋とこれが活路の一方通行。 職業に貴賎はないといいますが、…

ドンキホーテと言われた経営者

性善説と性悪説の間組(3) そういう意味で、君主とか経営者というものは、従業員に心を寄せることなく、 冷酷に冷静に不信の決意で、ただ目的を敢行するのみ。なのでしょうか(汗)。 人間関係でもそれは言えるの? 決して信じない強い心。 カネボウという…

こんな優しい顔してよく言うよ

性善説と性悪説の間組(2) 民衆と人間の本質を熟知したマキアヴェリとは、ルネサンス期のイタリアが生んだ天才です。 ○人はやむをえない状況から善人になっているわけで、 そうでもなければ、きまってあなたにたいして邪になるものだ (『君主論』第23章) …

へんな顔の聖人

変な顔でしょ。この人、波多野鶴吉といいます。 肌着のグンゼの創業者。この顔で 放蕩の限りを尽くした道楽者で養家を転覆させる道楽者。この顔で でもね、クリスチャンになってから人変わりしたんですね。 事業と博愛精神を結びつけ、一地方企業を世界の工…

へんな女フェチの理由

君は水原弘を知っているか。野球の監督ではないぞ。 歌手だ。 よく田舎の農家や雑貨屋の壁に色あせたネグリジェ姿の由美かおると 並んでいる和服姿の男が水原弘だ。 昭和34年に「黒い花びら」でデビューすると、その年のレコード大賞受賞。 しかし、その後病…

性善説と性悪説の雑感

甘茶でカッポレ(7)性善説と性悪説の間組(1) 性善説と性悪説。前者は孟子、後者は荀子です。 私はどっちかというと孟子ファンなので性善説派でしたが、 みなさんの意見を聞いてうなずいていたりしてたら分からなくなった(汗)。 非常に難しいテーマで、…

お楽しみ会のサーラスポンダ

Kちゃんが旅立ちました。 今日から二泊三日の剣道の合宿です。向かうは青森ではなく群馬でした(汗)。 直前に仲のよかった6年生が欠席となって、同じ道場からの小学生は参加ゼロ。 大丈夫かな?と思いきや意外に元気に「行ってきます」で、健気でした。 今…

『ゲド戦記』に寄せて

甘茶でカッポレ(6) 夕闇迫る雲の上 いつも一羽でとんでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うような悲しさを 悪評高い『ゲド戦記』遅…

自虐とお笑い

甘茶でカッポレ(5) 人間を二通りのパターンで分けるのが流行です。昔から日本人は。 騙す人騙される人。使う人使われる人。作る人食べる人などなど 最近はSとMにパターン分けをしてますよね。 なんにせよ二極論は発展性を邪魔するようです。 親鸞の記事で…