あかんたれブルース

継続はチカラかな

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

なんのための学力なのか。そして君の昴

コミュニケーション能力(9)学力と「志」 私は「学力」もしくは基礎学力というのが何を指しているのかは分からない。 ひと頃、IQ(知能指数)に対して、EQ(心の知性)というのが流行りましたが、 問題は社会がそれを評価しない限り価値は見いだせないって…

筆のせいにするなよ、そのハサミは使いよう。

コミュニケーション能力(8) その問題を基礎学力の低下にあると指摘する声もあります。 その裏付けとして、「ゆとり教育」が持ち出されている。 そうだろうか? 確かに、それもあるにはあるだろうが、私はそうは思わない。 学校で学べるものには限りがある…

接待で幸福を噛みしめる

コミュニケーション能力(7)君子豹変したか? 昨夜の『チャーリーとチョコレート工場』御覧になりましたか? 見てるひとは見ている(笑)。ダジャレではなく、レンタルビデオ屋でも人気・推奨作品でしたからね。 連日の記事内容からとてもタイムリーな映画…

ひとめ惚れも恋のうちではあるけれど

コミュニケーション能力(6)基礎学力としての寺子屋の役割 明治から100年の後、昭和43年ぐらいですかね。 安岡正篤の講演の収録が本になっています。 養老さんの「バカの壁」同様に非常に読みやすいものに仕上がっています。 たくさんの貴重な提言があるの…

さかのぼれば君の笑顔にビビリバブリュブー!

コミュニケーション能力(5)学習と教育 私と妻は一歳違い。私たちにも若い頃はありました。 昭和34年(1959年)の私と昭和35年(1960年)の彼女との間には 深くて大きなミゾが、いや壁が、いや河があります(汗)。 偏差値。 私の学年ではそれがなかった。…

虚構の豊かさ

コミュニケーション能力(4)ざっくんからの伝言 >色んな要素が全て悪い方に傾いた結果なんでしょうね。(1) >核家族化した上に近所付き合いしなくなり、横並びのゆとり&マニュアル重視教育。(2) >さらには個人情報保護法に過剰反応したりして、、(3…

弱い武士と強い貧乏人とオタクと博徒

やくざと明治維新(5) 私は幕末をオタクの時代と認識しております。 徳川幕府が後期になると社会的な閉塞感か金詰まりか拝金主義か 庶民の間で大カルチャーブームとなりました。 歴史、哲学、数学、天文学、地理などなど。そして剣術もそうです。 本来、剣…

バブル以降の若者気質はモンロー主義か

コミュニケーション能力(3) 話が本論なのか各論なのか分からなくなりましたが、 前記の記事はひとつの傾向としての話です。 昨年、この話の前ふりで引き合いに出した彼女が37歳だそうです。 上司の冴子曰く「いつまで経っても派遣根性が抜けないんだから」…

今年大学生になる横並び組への不安から

コミュニケーション能力(2) コミュニケーション能力を世代的な問題ではない。としながら、 各論として、世代的な問題の話をします。 その根底にゆとり教育(若しくは日本の教育システム)があると指摘されているとしました。 いわゆる、横並び教育であり、…

企業が戦々恐々とする次なる社会問題

コミュニケーション能力(1) 今、日本の職場でビジネスマナーが大きな問題となっているそうです。 電話の対応から敬語ふくめての基本的なものから、 交渉やトラブル処理などで、様々な問題が発生しているようです。シンドローム状態。 就職氷河期も溶けた…

やくざと自由と民権

やくざと明治維新(4) まあそんなこんなで勝蔵と次郎長が血で血を洗う 利害の絡んだ抗争を繰り返しているうちに時代は維新の嵐となります。 この動乱の時代にやくざは武装集団として大いに重宝されます。 庄屋とか豪農が自衛団をもったように、諸藩もこのや…

はじき飛ばされた流民の行方(in山梨)

やくざと明治維新(3) 次郎長がなぜこんなに人気があるかというと、『東海遊侠伝』なる伝記の存在がひとつ。 著者は山本鉄眉(天田五郎)という人(奥州磐城平の藩士の子でありながら)が、 明治11〜14年の間、次郎長宅に居候(一時は養子になった)して書…

人手不足が黒門町の親分を生む

やくざと明治維新(2) 沖縄やくざの凄惨な抗争は本土のやくざでさえも目を背けるそうだといいます。 しかし、戦後まで沖縄にやくざは存在しなかった。 理由は貧しかったから。 やくざが生まれる生息する環境ではなかったのです。 幕末に有力な博徒を生んだ…

黒駒の勝蔵と清水の次郎長

やくざと明治維新(1) 先日の八甲田山の記事で、福島大尉の軍刀は 「日本のやくざの祖といわれる幡随院長兵衛の刀だった」と記しました。 以前、やくざの話をアップしたときに幡随院長兵衛の話はしましたが、 まあこれはジョージ秋山の『浮浪雲』の雲さんみ…

「のだめ」上野樹里の進化論と心配論

昨夜は家族で「のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ」を楽しみました。 小学生にもわかる面白さ。宮崎アニメと同様なパワーを感じる。 オーケストラのシーンもいいですね。 クラシックファン増えるかな? 今夜もやるそうですから、見て下さい。…

八甲田山雪中行軍その後の顛末

日露戦争っていうと日本の連戦連勝って感じで記録にされていますが、 実際は非常に辛勝というか毎回首の皮一枚のところで勝ちを拾っていた。 というのが実情です。 そのなかでも一番のつらい戦いは乃木第三軍の旅順要塞の攻略戦。 福島大尉との確執で第八師…

八甲田山の悲劇のその後

そういうわけで、八甲田山の悲劇を陸軍は隠しました。 それは同時に福島隊の成功も隠したということです。 それでも、陸軍内部では福島泰蔵大尉の能力を高く評価しました。 それに食指を動かしたのが参謀本部です。 来るべきロシアとの大戦の舞台は極寒の満…

八甲田山の悲劇の要因

いまから106年前の明治35年(西暦1902年)の1月23日。 青森第八師団は日露戦争を想定して日本陸軍初の雪中行軍演習を行いました。 有事の際、ロシア軍が日本海から上陸した場合を想定してのことです。 雪の八甲田山系の横断。 高倉健主演の映画『八甲田』や…

2008年第三セット「誤解の流布」

昨年大晦日は例年になく、しみじみと「紅白」に聴き入っておりました。 しかし何ですね、紅白の演目曲って新曲だけじゃなくなって久しい。 10年前20年前の曲が歌われても懐かしさはあっても違和感もない。しみます。 ♪ もしも願いが叶うなら 「恋におちて- F…

2008年第二弾「内部告発」

♪ 海が割れるのよ 道ができるのよ 昨年大晦日は例年になく、しみじみと「紅白」に聴き入っておりました。 曲は天童よしみの「珍島物語〜絆〜」 しみじみと黄昏に舞い出す蝙蝠のように私の記憶はカミングアウト。 もう十数年以上前の話です。 営団地下鉄(現…

2008年第一号「祈りの段」

皆様、お正月如何お過ごしですか? 喪中につき「おめでとう」という言葉が使えずに往生しております(汗)。 それでも、皆様の幸せを祈って今年も始動いたします。 東京は穏やかな三が日です。 昨年大晦日は例年になく、しみじみと「紅白」に聴き入っており…