あかんたれブルース

継続はチカラかな

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

俺の背中に聞いてくれ

最近、うれいを身につける馬ちゃんです。 おもえば、小学校のときから 通知表には判で押したように 「やればできる」「落ち着きがない」 人だったのですが、五十を過ぎてようやく 落ち着きがでてきたようです。遅いか? ま、やってもできないけどね(汗) こ…

ヒミズの歪んだレンズ

出会いがしらの不運なのか 『冷たい熱帯魚』で拒絶反応を起こした 最近の日本映画の新鋭とやらの園子温 それだけでダメ出しをするのもなんか酷なので 『ヒミズ』を借りて観るもああ無残。 「好き嫌いがあるでしょうからねえ」 いやそうじゃない。それ以前の…

ビッチはお好き?

「ビッチな女」これはテレビ版『モテキ』のなかで 主人公が人生で一番好きになったという女 小宮山夏樹に対しての表現。 それは賞賛の表現ではなく、軽蔑罵倒の呪詛。 もしくは小動物が天敵に遭遇した際の警戒警報。 そうでなければ愛の奴隷の慟哭の嘆き節。…

『苦役列車』より『モテキ』だろう!

なんの因果かみょうな巡りあわせで 『苦役列車』を観る。 西村賢太の芥川賞受賞作の映画化ですが なにが因果で巡りあわせが云々かというと、 主演が森山未来だ。 そう映画『モテキ』からテレビ版まで観てる、アレ 今朝はそれを記事にして、横道世之介も登場…

恋の修羅場のダイハード

映画じゃないんだけど テレビ版の『モテキ』を鑑賞しております。 お気楽に観るにはちょうどいいかあ と思ってDVD4枚借りたのですが これがなかなかよいのです(笑) なんだろう、当世若者の恋愛意識というか ラブコメディーなのですが、それはそれで深い。 …

もう世之介じゃないんだ・・・

『横道世之介』も観ました。 これも原作はいいんでしょうが 映画としては不出来な結果となって 素材を生かせなかったというよくある例です。 吉高由里子が「ごきげんよう」を連発してのには なにやら因縁めいたものを感じたかな。 作品自体の評価としては55…

狙いはいいのに的を外した問題作

『暗闇から手をのばせ』を観ました。 在宅身体障害者向けのデルヘル嬢の話。 障害者の性というタブーを通して 差別について考えされる問題作です。 『セックスボランティア』を思い出しましたね。 映画のコンセプトとか狙いは評価できるのですが 作品自体は…

任侠道復権と脱在日根性

映画とか芝居、ドラマなどから ちょっと離れて 現代のやくざを 「そのほとんどが在日と被差別部落出身者で 占められている」という乱暴な意見がある。 発言者が元公安幹部や警察関係者とかだったりして ちょっと眉を顰めるものでした。 確かにその比率は高い…

クリエイターのソールドラキュラ

任侠と掟について、もう少し この任侠というものが中国産だということは 知っていました。今だったら信じられないよね。 その元祖は春秋時代の晋の忠臣 公孫杵臼と程嬰からではないかといわれる。 宮城谷昌光の『重耳』で知られる 流浪の王子文公が19年の逃…

今を支配してる掟の正体

『アウトアウトレイジ』および『ビヨンド』を さんざん貶したのですが これにはたけしだけのせいじゃなく 日本映画、社会の傾向としての迂闊がある。 映画とかであれば、やくざはネタとして 取り上げやすい題材ですよね。 アウトローとか反社会的というか 現…

これじゃあ浮かばれない美人薄命

古い奴だとお思いでしょうが、 古い日本映画もなかなかいいものでございます。 ということで 『名もなく貧しく美しく』(1961年)を観る。 といっても昭和36年だからそう古いわけじゃない。 この映画、主演の高峰秀子が美しい! 聴覚障害者の話 障害をもつ男…

ビヨ~ン・ド・パリ、ミキ、二木の菓子

で、観たよ 『アウトレイジ ビヨンド』 ふたつ合わせてちょうどいい、だったのか これで決着ということで わたしのモヤモヤは解消されたのか・・? なんかねえ やっぱり高級東映Vシネマの域を超えない。 たけしだってこんな映画撮れるんだの証には なるけれ…

言葉のオアシス

ブログタイトルをコロコロ替えるのは わたしの癖ですが 今回の「おたんこなす」は 律子にいわれた「罵倒」の言葉 もう何年も聞いていない 既に死語 この言葉を使う日本人が今現在生息してのか? と、まるで代々木公園でツチノコに遭遇したような ちょっとし…

マタニティーカードと蓮舫とうちわ

ちょっと小耳にはさんだのですが巷では マタニティーカードが物議を醸してるという。 ネットでは論争のネタになてるとか http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141003-00000575-san-life ばっか馬鹿しいしっかりしてくださいよ。 問題にする論点というか視点…

みゆき、酒に氷いれるなよ(汗)

台風やらなんやらで朝ドラ『マッサン』を なかなか毎日続けて観られてないのですが どうも主人公の無神経ぶりからの女難の相 まったく因果往々自業自得だと思うわけです。 ま、モテる男はしょうがないか(笑) それでもようやくオープニングのみゆき嬢の歌が…

ダウン症の子と好色一代男

昨夜、ダウン症を扱う番組を観てしまった。 いろいろ考えさせられるのですが そのなかで、 今年の夏にオーストラリア人夫妻が タイだったかの代理母を通じて代理出産を 行い双子が生まれた。が、内一人だけ 引き取って帰国。もう一人の赤ん坊の引取りを 拒否…

たけしのバイオレンスについて

たけし作品は自ら主演し やくざとか刑事とか犯罪者とか座頭市とか 危険な人物を演ずることが多いですよね。 そもそも「役者として、」そう達者のほうではなく 声も大滝秀治同様、悪声ときている。 そういうマイナス面ををすべて味として成立させている。 さ…

二本まとめてちょうどいい具合

透析中の暇つぶしにとついつい借りたのが たけしの『アウトレイジ(2010年)』。 実はたけしは嫌いじゃないんだけど、いや好きかな たけしの映画は肌にあわないんでやんす(汗) 『その男、凶暴につき』からどうもシックリこない。 それなのに「世界のキタノ…

中島みゆきボーダレス疑惑

律子からボーダーに関する情報として こういうブログを紹介されました。 http://foxyborder.exblog.jp/16156789/ こういうタイプ、傾向をみながら ある事と考えが結ばれた。 みゆき嬢ってボーダーじゃないのか? それを符号させる曲があります。 https://www…

砂の器の原点は0の焦点

投石DVD感傷の第二弾は、一転シリアスに 『ゼロの焦点』(1961年の野村芳太郎版) 御存知松本清張の初期の代表作で これまで何度もリメイクされた不朽の名作だ。 この作品があの『砂の器』の焦点いや原点にある ということは聞いてはいましたが なんだかんだ…

モテキの純文学性

退院からここ数日あわただしい日々を 送っております。 まだ体調が整っていないこともあり 疲れるわあ(汗) さて、投石DVD感傷の記念すべき第一弾は 『モテキ』でやんす(汁) 一年の計は元旦にありと申しますが これがわたしの傾なんでしょうね。こんなも…

娑婆に戻った馬太郎の雑感

さて、8月20日から42日間 9月30日を持ちましての、つまり昨日正午。 馬太郎の入院生活もお仕舞い、退院です。 幸子がクルマで迎えにきてくれたので 途中、ステーキ食ったりたこ焼き食ったり 最後はクリーム白玉なんとか?でした。 まるで鑑別所から出所した…