あかんたれブルース

継続はチカラかな

2009-01-01から1年間の記事一覧

薄幸のおんなの写真

亨の母です。 トルコと申します。 再婚で星姓になりました。 いまの夫はやさしくしてくれます。 はい 幸せです。 亨も立派になってくれて・・・ これもすべて、いまの夫と陸奥様のおかけでございます。 世間では亨のことをあれこれいいますが わたしにとって…

駆け足で投獄まで

明治新政府ができて、 陸奥も必要とされる人材とされた。 それと、その「権利」を有すると者と認められていた。 陸奥は龍馬の海援隊出身だったので、 てっきりみんな土佐藩士だと思われていたんですね。 よころがしばらくたって、 御三家の紀州だと知って 岩…

危険な匂いのする男

陸奥宗光です。 若い頃の写真もあるんだけれどいい写真がなくって・・・ ちょっと枯れた写真だけれども 最初のヤギさんみたいな写真よりマシかな(汗)。 この写真で陸奥宗光という男をイメージしてみてください。 若い頃の彼を・・・ なかなかイイ男でしょ…

歴史の罠 陸奥宗光

歴史の面白さは、同時に難しさでもあり、そこには罠があるものです。 その罠は 固定観念だったりトレンドだったり・・・ わたしたち自身が作って填っていたりします。 またその時代環境、背景を考えあわせないと、とんでもない誤解を生む。 これも、戦後の歴…

歴史の面白さ

話を明治に、いや歴史に戻して 三島通庸を引き合いに出して、セコイ奴としましたが、 あえてセコイ奴としたのは良い奴悪い奴にしたくなかったからです。 (結構、悪いんですけどね(笑)) 「歴史に学べ」という言葉があります。 また、その歴史とは人間が織…

シータに恋して

天空の城ラピュタ・・・また観ております。 公開当時、渋谷の映画館の向かいの歩道橋で僕はパズーになった。 あれから四半世紀。 僕は歳をとった。 それでも、ラピュタを観るとパズーになる。 シータ、君を守る。 なにがあっても、どんなときでも、決して、…

セコイ奴

三島通庸が歴史に残した悪行といえば 明治二十年(一八二〇年)の「保安条例」です。 これは民権運動家を危険人物要注意人物として、 皇居より半径11.8キロ以内のこの線から入っちゃいけないよ。 という締め出し条令です。 わたしも先月まで18歳から32歳まで…

しっかりしろよ大山君!

親戚づきあいしたくない。三島通庸・・・鬼! なのに娘を嫁がせたのが大山巌でした。 おかげで娘信子は 嫁いだばかりの三島家でインフルエンザに感染した家族の看病をしたら うつされまして、こじらせてしまいます。 で、大山家に里帰りさせられる。最初は療…

嫌いなんだ。

明治を賛美するわたくしですが、どうにも好きになれない男がいます。 山県か? 伊地知幸介か? いえ、 三島通庸です。 「土木県令」とか「鬼県令」といわれた人。しかも薩摩人! とにか酷い。 この人がいなかったら福島事件も加波山事件も 起きなかったんじ…

好きなんだ。

わたしが、明治の日本人が好きな理由として 明治のはじめ 横浜に「富貴楼」という料理やがあった。 女将をお倉ともうします。 明治最大のグッド・バッド・ガール http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/28136644.html 江戸一番の好い男「亀次郎」 http://blogs.…

ミスターマイルドセブンの失態

本人は真面目なのですが、 下ネタが続いていると叱責されましたので 固い記事にします。 最近、便秘です。 ウンコが固い。千切れないくらい固い。なぜ? さっきトイレで千切ろうしていたら 分かれろ切れろは芸者のときにいう言葉。とかなんと 脂汗を流してい…

嫌われスケベ大王は誰だあ?

でさ、乃木は薩摩士族から嫁をもらって 厳格な夫婦生活をなさった。 他人の家のことをどうこういう気はさらさらありません。 ただ、 >また自分より口を吸ひ を禁じる、キスを自分から求めてはいけない。が気になって 昨夜は一睡をできませんでした(涙)。 …

乃木夫人の「ハウツーSEX」

乃木希典の妻、静子夫人。 夫と共に明治天皇に殉死した女性です。 薩摩藩医・湯地定之の娘でお七(お志知)と申します。 >明治5年12月2日、当時、数え14歳の時に >海外留学から帰国した長兄・定基に呼び寄せられる形で家族揃って >東亰赤坂溜池2番地の湯…

昔の話さ

むかし大阪の女の惚れまして これがよく笑う女でねえ。 わたしの小話、駄洒落、ギャグにコロコロ転げるように笑ってくれる。 そしてよく泣く女だった。 うっとりする綺麗な関西弁でした。 馬ちゃん、何処にも行かんとってや。 どこにもいかないよ。 ひとりに…

今日、正岡子規記念球場で

夕飯のときのNHKのニュースで 台東区にある正岡子規記念球場で http://www.city.taito.tokyo.jp/index/064589/031418.html 『坂の上の雲』ドラマ化を記念して 子規が野球をしていた当時そのままのスタイルで 紅白に分かれ試合が行われた様子を紹介していまし…

なぜ考えない。もう考えた?足りないんじゃない?

「司馬遼太郎さん原作『坂の上の雲』ドラマ化めぐり論議」 として、神戸新聞の記事がネットで紹介されていました。 http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20091106MS00712A.html 司馬遼太郎が生前、映画・ドラマ化の申し入れを一貫して拒否していたこ…

わたしも裸で踊りたい。あなたと

列伝の三人目は西郷従道でごわす。 上野と鹿児島には西郷さんの銅像がありますが、 西郷さんの写真がなくて 実弟の従道と甥の大山巌をモデルにした。なんていうのは 最近の歴史バラエティーショーで御存知ですよね。 しかし、弟の従道。男前です。 ボーッと…

この体の火照りを・・・

昨日は少し熱くなってしまいました(汗)。 すこし、軽ネタで冷まします。 ムッシュが 「さすがは日本人、これが日本人。」という記事をアップしとった。 http://blogs.yahoo.co.jp/musyu2005/59084102.html#59084102 ま、わしも同感。う~ん、感じるううう…

うちの息子に変な事教えるのはどこのドイツ?だあ~?

今晩は、さすらいの昭和枯れすすき、燻し銀次郎です。 いや、馬太郎だよ。 昨夜、久々にKちゃんに『竜馬がゆく』の読み聞かせじゃった。 なんで久々かというとインフルエンザの流行で Kちゃん風邪ひいてたりして。(10月から小学校では大流行) わたしゃ免…

脇が臭い。

列伝の二人目は山本権兵衛です。 これまで権兵衛の逸話はたくさんさんざん紹介してきました。 相撲取りになろうとしたこと。 海軍兵学寮で名うての暴力番長だったこと。 好きな女を品川の遊郭から誘拐して女房にしたこと。 児玉の南進論を邪魔したこと。など…

日本のこだわり

先月、NHKのドラマ『白洲次郎』最終話「ラスプーチンの涙」で この言葉が出ていた。 戦後、GHQの支配下、干渉のもとで日本国憲法を制定するにあたって、 この「輔弼(ほひつ)」という表現にこだわっていた。 「輔弼」とは 大日本帝国憲法の観念で、天皇の行…

節操はあるか。

『坂の上の雲』人物烈伝から 日露戦争に沿ってそういった漢たちを紹介していきたいと思います。 第一回は林董。はやし、ただす。と読みます。 駐英公使。大使ですね。 日英同盟締結の立役者です。 この人は幕臣だったのです。 養子に入った林家も実家の佐藤…

彼のように

明治という時代をみつめて 不思議に思うのは これが同じ日本人なのか ということ。 おおよそ100年前の日本人はかくも勇敢で そして、強く 優しかったことに 驚きを隠せないのです。 なぜなんだろう? 食い物のせいか? 『西国立志編』の影響か? 徳川時代の…

その坂の場所までさかのぼってみて

文庫本「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」 プロローグ おおよそ百年前、日本と日本人はロシアと戦った。 国力差約八倍、常備兵力十五倍の大国ロシアに挑戦したのだ。 それは、どう考えても無謀な戦争であった。 この日露戦争を 日本の侵略戦争の原点…

文庫本「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」

今日の午前中、宅配便で 「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」の 出来上がりが届きました。 やっとできた。 書店に並ぶのは11月の初めでしょうかね。 NHKの『坂の上の雲』第一回は11月29日だそうです。 第一回から第五回が今年にオンエアされて 次は来…

囁くように

馬ちゃん 浮気したらあかんで 浮気? しないよ そんな・・・相手いないし いたら するんか えっ (続く)

俺のどんぐり

秋の散策で、どんぐりを拾った。 なんか可愛かったので むっつ、ななつ、ポケットに入れて持ち帰り、 スキャナーの上の箱に入れておいたのが 先月の末のことだった。 その数日後、細長いどんぐりを見つけたが 気恥ずかしくて 手にはしてみたが、それはそのま…

ヤバイ

戦後の民主主義の反動から、言論の自由は弱者の味方を大義名分に 権力者成功者を糾弾することを正義としてきます。 まあ、それはそれで意義はある。 ただ、時としてそれが暴走してしまうこともあるものです。 それが最近のマスゴミで、視聴率、購買数を第一…

ゲスのかんぐり

昨日の黒田清隆の酒乱から身から出た錆とはいえ 夫人殺害疑惑をアップしてつくづく思うこと。 こういった歴史考察はよろしくない。 これが事実信じ込まれている理由には 夏堀正元『明治の北海道』(岩波書店)や 色川大吉『日本の歴史21』(中央公論社)の影…

酒乱だったとしても、だ。

酒乱の話である。 これでしくじった方も多いでしょう。 『三国志』だと張飛かな。 近現代史では黒田清隆でござる。 この人、「酒さえ飲まなかったらね〜え」っていう典型で、 シラフの時は好漢好男子、まさに仁の人。そして冷静沈着。 また先見の明もあって…