あかんたれブルース

継続はチカラかな

#その他社会学

ニッポン人再考と反省と復興

愛する技術という発想(29) 自虐でも賛美でもなく 欧米的近代化から異質な歩みを遂げた日本人 ですが、当然いいことばかりではありません。 特に戦後、特に70年代以降は 急激な欧米化から本来の特性が失われ混迷状態。 それが現状だと考えてください。 わか…

愛を語れば顔に電気が灯るわけ

愛する技術という発想(27) 十九世紀から二十世紀かけて 人類史上に多大な影響を与えた近代化 これは工業の発展を重視し精神的な発展を 置き去りにした片手落ちだなものだった。 愛の近代化もその流れに沿っている。 それが愛されるための偏重だったことに…

人と人の間にあるもの

タカになりたい(10) 久々のリアルタイムアップです。 「人」という字は、 なんてのっけから金八先生みたいにはじめてみる。 まあご存知ですよね。 二本の棒が人を表し人間は支えあって生きている。 生かされいるんだよ、という教えです。 誠に結構なお説教…

墓穴を掘る理由

タカになりたい(9) 中国人(漢民族)の「面子」以上に 理解不能なのが 朝鮮民族(北朝鮮・韓国及び在日)のよく言う 「民族の誇り」というやつです。 よく耳にしますよね。 中国人朝鮮人のナショナリズムの芽生えが いつぐらいからだったかを遡って考える…

煮ても似ても似つかないもの

タカになりたい(8) 中国人を理解するキーワードとして よく「面子」という言葉が用いられます。 アメリカ人には「独立心」でしょうか 皮肉なことにこれが自分の非を認めない という現象の理由にもされている。 アメリカ人の独立心はここでは横に置くとして…

マゴ子に孫子を伝えたい。

タカになりたい(5) 『軍師官兵衛』ではやくも荒木村重の登場! その爽快な演出にウルウルです(涙) この作者、ツボを心得ている。 中盤のクライマックスへの大いなる伏線 この大河ドラマ泣けるぞ! さて、昨夜のドラマでも『孫子』が 出てきました。 いわ…

嗤う竹中平蔵

その番組 「どうするニッポン 2020年・東京五輪への始動」 のなかで、 「意見がまとまらないのは国民意識の成熟だ」 というようなことを宇野常寛が申します。 う~ん・・・半分はそれもあるだろうけれ それをもって胸を張れるようなことじゃないだろ(汗) …

血の色と臭いと量

I&U研究所(残酷な話-2) 「残酷」というものの その判断基準というものを考えています。 だいぶ以前の話ですが 映画好きで問題意識の強い女史がいて 女性差別を是正する媒体の仕事を 一緒にやっていました。パートナーだった。 彼女から発展途上国でいま…

山東麦酒でニュートン退治

I&U研究所(4) 「科学的に」 結構なことだ。大賛成である。 かといってわたしは科学者でもないし 理系畑の人間でもない。 専門は歴史、へなちょこな文系なのだけれど 歴史を歴史科学という認識で捉えるように努めて 自分的には、科学的なアプローチで迫…

教育改革の抵抗勢力の利権

豚カツと思うな思えばチキンカツ(6-2) 大学入試・教育制度改革に反対する 背景には「必ず」利権があるとしました。 言い切った。 まず、第一に考えるられるのは直接利権です。 いまのシステムで成り立って業種。 一番わかりやすいのは塾業界となるのでしょ…

単純明快なアレルギー反応

インディゴ酢豚らんち(4) このアスペルガー問題には 教育現場の対応と保護者の認識の問題があります。 常識の妄信と思い込みだ。 あるカテゴリーの枠組みのなかでないと 納得しない、咀嚼できない、迷信のような 呪縛にある。 すくなくとも、本来そこまで…

健常者が棲む異常な世界

インディゴ酢豚らんち(2) わたしは、大なり小なり みーんな「うつ」という表現を意図的に用います。 本人はいい意味でのアプローチのつもりですが これがなかなか、不徳の致すところで 受け入れられない場合が多い。 同じことが みーんな「アスペルガー・…

鬼の話

チェブラーシカと一緒に(7) そして、鬼の話。 (これに繋げたかったんだ) ただし、ここでいう鬼は渡来人だったとか 五色人のうちの赤人だったとか 妖怪、地獄の番人、宇宙人という類ではなく 仕事の鬼、捜査の鬼、ラーメンの鬼とか 一芸に秀でたスペシャ…

ガキの使い

オリンピック2020年の東京開催が決定して 在特会(在日特権を許さない市民の会)が 活動を再開するそうです。 一応、自粛はしてたんだ。 しかしなあ・・・どんな活動をしても すればするほど悪影響で彼らの主張は通らないし 一般国民はどんどん醒めていく。 …

机上の空論の罠

本日はちょっと真面目な話 「いつもは真面目じゃないのね!」 ではなく(汗) テーストがちょっと違いまんねん。 人間の苦悩についてだ。どっかーん 私たちはこの苦悩というものを事の他 忌み嫌うものです。 ただ、ほんの三、四十年以前までは その苦悩がオ…

怨念渦巻く東アジア

日本力復権(3) ジブリの『風立ちぬ』が韓国で また一部日本のネットユーザーの間で 非難されているようです。 外から内から袋叩きだな(汗) 右から左から叩かれていた司馬遼太郎のようだ。 ただ、今回は韓国との歴史認識問題が絡んでいる。 宮崎駿さんも…

俺もお前もカレー好き

ネットの質問コーナーである主婦が 公園でケガして泣いている子供を見つけたそうです。 駆け寄ろうとしたら一緒にいた夫から 親が出てきてあらぬクレームをつけるられるから 関わるなと止められたそうです。 夫は公園の係員をみつけて、そのことを報告し そ…

祟りじゃあ!の正体

血は水よりも(4) うちの実家は一応「市」ですが それはボーダーギリギリで現在は市民数も それを割り込んでいるんじゃないでしょうか。 それでも一応村より町より大規模な市。 なのですが、 わたしが故郷にいるころクラスメイトの 誰彼と遠い近い姻戚関係が…

危うい手法

大乗と小乗、他力と自力 これだけのことを理解できないのが わたしたちだ。 「自分だけ」という考えが基本にあって どうしても正常な判断ができない。 たよりになるのは結局、自分だけ。 そりゃそうだろう。 だからといって、自分だけという発想は 危険なも…

だるまさんの憂鬱

あれは去年だったか一昨年だったか つ~たんと「間」について語った。 シンクロしてて 互いに違う視点からある種の気づきを 感じていたようで 大きな手掛かりになるものでした。 この「間」については 断片的にここでも記事したのですが はたしてどこまで伝…

コーヒーより苦いもの

以前、ある厄介事に絡まれたときに 共通の被害者(先方は加害者というだろうけれど) のAさんから 「いっつもあれだ。 誰かと揉めると今まで揉めてた人と仲良くする」 みたいな相手の素行を聞いた。 そうか・・・そういうのあるよね。 忘れていた地方の そ…

モラハザ

友人からこんな問いかけがあった。 http://blog.livedoor.jp/mental_xx/archives/6378942.html http://rikonblog.re-date.net/morahara/ わたしは頷きながら、別なことを考えてしまう。 このモラルハザードは特定の人たちを 指摘するものではなく わたしたち…

まずここから

結局、ボストンの爆弾テロは 背後関係のない個人的な(米国)社会に対する 恨みが原因だったみたいですね。 チェチェン人とかイスラム教徒とかは 後付で、こういった国内テロは9・11から 急増しているそうです。 通り魔無差別犯罪や銃乱射事件と同じ。 とば…

十年後の世界

昨日は教育改革の会合があって 茗荷谷まで行ってきました。 そのなかで、 十年後には今現在の職種が半分ほど なくなってしまう という調査結果が話題となった。 わたしたち世代はそういう傾向に 心当たりがある。 印刷業界も活版からオフセット、デジタルへ…

素敵について

運のメカニズムを解説するために 「塞翁が馬」を ここでも何度か紹介しました。 iPS細胞でノーベル賞を受賞した 山中教授が「人間万事塞翁が馬」と題して 高校生にむけて講演した画像があります。 http://www.youtube.com/watch?v=ReKaknHHyTM 山中教授の人…

リスクについて

必ず失敗し 必ず挫折するものがいる。 その確立100%。 凄いよね。 でも、変だと思わないか? その決断、その選択には 人一倍心を砕いているのに 結果は必ずババを引く。 毎回そうなんだ。 運のせい? でもさ、うまくいくかいかないかの 確立は半々だと思…

縁起について

ちょっと前の話ですが 弥生ちゃんがブログで吼えていた。 「半額商品しか買えないぞお!ばっかやろう」と 民衆の怒りを背負ってアジってた。 当然、彼女自身の生身の痛みでもある。 あらら かといってね、なにをどうにもできないし。 そういうときは貧乏観音…

気づきについて

http://www.youtube.com/watch?v=DS25h7Bcv7E 誰のせいでもない 自分のせいでもない そのことを気づくのに どれほど傷つければ気がすむのか 吐き出せば気がすむのか 恨み呪えば気がすむのか 誰のせいでもない雨が降っている しかたのない雨が降っている 黒い…

わたしは神様か?

勝手にしやがれ(3) 先週土曜日の「世界一受けたい授業」で アフリカコンゴの少年兵の問題を 紹介していた。 そういうことが行われてことは 知ってたけれど・・・ アルカイダや原理主義などがやってる とか、それは青年の洗脳だった。 アフリカの場合はもっと…

優しさという凶器

残酷な優しさ(2) 酷い話には酷い人間が登場する。 わたしはその酷い人間っていうのを観察する。 すべてには因果があるわけで なぜそんなになったのか という原因があるものです。 オギャアと生まれて即悪人ってことはない。 また、人間ってものにそうそう…