あかんたれブルース

継続はチカラかな

こころの知性

マグロの催眠術

I&U研究所(10-最後の聖戦・3) 水銀の話の延長で 近大マグロというのが人気だそうです。 これは近畿大学水産研究所が研究開発に成功した 完全養殖のマグロ。 生マグロなので非常に美味しいそうです。 阪急とか有名百貨店や一流料理屋でひっぱりダコ。 し…

悪夢の毒々マンモス

I&U研究所(10-最後の聖戦・2) ローマ帝国の滅亡に 鉛中毒が原因のひとつだったって話、 聞いたことある? それは下水道などの水道管からというよりも 鉛を主成分にした甘味料の(直接)摂取と 考えるほうがいいみたいです。 また、『食品偽装の歴史』と…

バカは死ななきゃわからない

I&U研究所(10-最後の聖戦) 先月末から咳が酷くて一進一退を繰り返しです。 突発的にきたりしてその時は死にそうに苦しい。 で、すこしよくなると一服。 この機会に煙草やめろよ! ほんと我ながらバカじゃないかと、思う(涙) これって 乾燥もあるけれ…

清いかそれとも汚いか?

I&U研究所(残酷な話-9 血と掟) 勘違いのコーザノストラで マフィアについて一席 といってもコーザノストラとマフィアは 若干ニュアンスが違うようですね。 半月ほど前にアル・カポネの自伝を 放送していました。 カポネはイタリアンマフィアの代表選手…

エロスは血に降臨するか?

I&U研究所(残酷な話-9 血と薔薇) 鮫は血の臭いに狂うといいます。 人間も血に反応しますよね。 寝具などで、赤は興奮するから避けられますが それを逆手にとる場合もある。 わたしの勝負パンツも赤! 時代もので女郎屋で緋色の長襦袢を羽織る・・・ あ…

わたしのジェルソミーナ

I&U研究所(残酷な話-9 ギャップ) 映画音楽マイオンリーワンとするならば alf.momさんは『太陽がいっぱい』を トリックスターさんは『道』(ジェルソミーナ)を 選ばれた。 どちらも映画音楽の名曲・スタンダードに 入る名作なのだ。 このシリー…

心のBGMにこの一曲を

I&U研究所(残酷な話-9 芸術性) 芸術性という捉え方で映画というものを 感動とか文芸とかアカデミックに評すると どうしても 悲劇>喜劇 というふうになって なかでもハッピーエンドはそれだけで 評価が二枚も三枚落ちてしまう。 わたしはアメリカ人の血…

古今東西の普遍的な愛欲

I&U研究所(残酷な話-9 ロリコン) 三日四日目だったか オードリー祭のフィナーレなのか『いつも2人で』 をやっていたので、ちょっとだけチラ観 1967年の作品だから『ローマの休日』から ほぼ十四年・・・乙女も38歳 大人の女性です。 そのギャップはメイ…

カマキリに見習え

I&U研究所(残酷な話-9 お人好し) どんなに憧れても原田芳雄にはなれないのですが 竹中直人だったらなんとかならないか と、竹中直人は色気があるのか? ある。 『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』 (1993年の映画『ヌードの夜』の続編) の主人公・紅次…

折れた煙草の吸殻は隠せ

I&U研究所(残酷な話-9 やさしい嘘) いやあ今朝の『ごちそうさん』の お静さんの真相の告白 師匠・捨蔵or父親・正蔵(近藤正臣) のやさしい嘘にやられました。 このやさしさは犯罪だよね。 罪な人だわ・・・ わたしは近藤正臣に是が非でも 明治のやさし…

男の色気の秘密とは

I&U研究所(残酷な話-9 男のお色気) 今朝の『ごちそうさん』は天神祭りの奇跡に ジーンときちゃいました。 人ごみに隠れて家族を見守る父=師匠 近藤正臣のやさしい面持ちがよかったわあ。 とってもよい枯れ具合で色気のある役者だ。 団鬼六を偲び 優し…

FNS歌謡祭の変耐性とSM変態祭

I&U研究所(残酷な話-9 追悼団鬼六) 暮れのせいかそれとも最近の流行か 音楽番組が目白押しですねえ しかし昨夜のフジの歌謡際は酷かった。 コラボの意味が・・・ スマップも下手だけど他もひどいんですねえ。 歌の上手い外国人しか安心していられない。…

可愛いおばさんを求めて三千光年

I&U研究所(残酷な話-9 可愛い悪魔2) BSでヘップバーン祭なのか 本日は『昼下がりの情事』でありました。 オードリー・ヘップバーン初期三部作ですね。 今回のお相手はなんと アメリカの良心ゲーリー・クーパーを プレイボーイに仕立てて魅惑のワルツ …

可愛いだけじゃだめかしら

I&U研究所(残酷な話-9) テレビを着けたら ヘップバーンの『麗しのサブリナ』をやっていた。 何気に観てて・・・可愛い。 この可愛らしさが世界の恋人として 国境を越えた時代1954年かあ・・・ 『ローマの休日』が前年の1953年。 ジバンシーの衣装で決め…

当然ながら畜生にも感情はある。

I&U研究所(残酷な話-8) 知り合いに元犬のブリーダーがいまして よく業界の裏話などを聞いたりするのですが ペットショップで売れ残った子犬たち その後どうなるか・・・は まあ想像できますよね。 可愛いというのが彼らの最大の商品価値なのだ。 必然的…

見猿聞か猿考え猿

I&U研究所(残酷な話-7) 残酷ってものは教育上よくないのか? 今年の夏、『はだしのゲン』の描写が 残酷だからと問題、論争になりましたね。 まあ実際はその原爆被害の実態表現じゃいのですが それでも、教育者、保護者、有識者のなかには 残酷なものを…

マック投売りは残酷か

I&U研究所(残酷な話-6) 日光江戸村とかいくと奉行所があって 牢屋があって、取調べ部屋があって 拷問の道具などが展示されている(汗) 取調べ→詮議→拷問は明治期まで過酷だったとか 太平洋戦争時の特高もまた凄かったみたいですが 西洋での残酷はなん…

生命の美しさを表す死という存在

I&U研究所(残酷な話-5) もともと日本人は四足は食べない民族でした。 殺生を忌むのだ。 日本人だけじゃなくて宗教的に 牛は食わない豚は食わないという民族的戒律はある。 もともと日本人は八百万の神とか 自然崇拝の民族だったところに 神道が入ってき…

ストレスの共食い。

I&U研究所(食い物の話・3) このシリーズをスタートさせたとき わたしにはある目論見がありました。 それはYou Tubeで酷いめにあってる 鶏や豚や牛の惨状から こんな環境じゃあストレスたまるだろうなあ・・・ 病気にもなるよ。 狂牛病や鳥・豚インフル…

可哀想と可愛いだけじゃダメなのよ

I&U研究所(残酷な話-4) 現在はそうでもないんでしょうが 動物ドキュメンタリーで たとえばサバンナで ライオンなどがシマウマなどを襲う絵図は とても残酷と観られていたはずです。 シマウマはそのとき恐怖で身動きがとれない。 だいたいは鼻と口を塞い…

武士は食わずに多寡イビキ

I&U研究所(残酷な話-3) 最近の殺人事件で、よく「死因は失血死」と 耳にするようになりました。 正式には出血性ショック死ということで、 人間はショックで死ぬのですね。 出血多量という量的な概念ではなく、人間は 心因的なショックで死ぬ。 それを考…

血の色と臭いと量

I&U研究所(残酷な話-2) 「残酷」というものの その判断基準というものを考えています。 だいぶ以前の話ですが 映画好きで問題意識の強い女史がいて 女性差別を是正する媒体の仕事を 一緒にやっていました。パートナーだった。 彼女から発展途上国でいま…

なぜ赤ちゃんボストは怪しからん?

I&U研究所(残酷な話-1) 最近どうしたことでしょう わたしがテレビのスイッチを着けると 赤ちゃんポストの番組に遭遇する。 いまもそうでこれで3回目。 明日月曜日九時から薬師丸ひろ子主演のドラマに 関係しているようです。いわば番宣なんだね。 『Mot…

アメリカお万菜!

I&U研究所(食い物の話・2) いやあまさか近藤正臣の師匠が父親だったなんて 考えもしなかった。ノーマーク ま、たまにしか観てないからそういう伏線も 見落としたのか。いやいやこれ騙された人 全国の茶の間で多かったんじゃないかな・・・ やるなあNH…

後ろめたいアメリカの食卓

I&U研究所(食い物の話・1) 食を見直す。 これは時代の必然なんでようね。 NHKはドラマ10『天使のわけまえ』から 土曜ドラマ『夫婦善哉』 そして、 朝の連ドラ『ごちそうさん』で それを伝えようとしている。 あの陰険な嫁いじめがガンですが それで…

秋深し隣の柿は渋いに決まってるか?

エポニーヌを探して(3) 塩野七生曰く 「遠まわしに言ってもわからない人に ストレートに言うと・・・恨まれるだけ」 だそうです(笑)。 だから、あきらめなさいと。とほほ 厳しいねえ。 最近なにかで読んだんだけれど それがなんだったか思い出せないので…

灯をかざす人たち

エポニーヌを探して(2) 小島直樹の作品に『一燈を提げた男たち』 というのがあります。 この男たちシリーズは気骨ある男たちを 小島流の人物評伝で綴った味わいのあるエッセイ集 シリーズとして「回り道をした」とか 「逆境を愛する」とか「出世を急がぬ」…

極論ジャーの泥試合

I&U研究所(8) 所長が落ち込んでましてめそめそ悲しんでる。 なにがどうしたのと問うたなら どうもテレビかなんかでフォアグラ製造の プロセスを目撃したのが切っ掛けみたいです。 「知っとったか?」 「ああガチョウだかダチョウだかに 無理してエサ与…

物わかりの良過ぎるの考えもの

I&U研究所(7) 所長から『ある精肉店のはなし』をチェックせよ という指令があった。 http://www.youtube.com/watch?v=y7Rl-dyh_U0 骨太で丁寧に作られたドキュメンタリーだ。 食の問題だけでなく「屠殺」と「差別」という 大きなテーマが横たわっている…

まずはココからでしょう。

I&U研究所(6) 武田さんは「科学的に」と仰るのだけれど 結局、現在の社会は科学的にあるべき理系人が 文系人に呑まれてしまっているわけで 文系偏重の教育制度のせいでもあり また、理系と文系をタテ割りで分けてきた ことにあって 学術が細分化された…