あかんたれブルース

継続はチカラかな

2011-01-01から1年間の記事一覧

なぜ彼女は怒ったか

失言アラカルト 「なあなあ おいしいデートしょうなあ」 「ええっまたやんの」 「揚げ物なにが好き」 「イカ」 「イカリングおいしいなあ」 「俺はリングはイヤだね。長方形でないと」 「チリ産や」 「なんだよ一発で輸入品に格下げか」 「うちは牡蠣や」 「…

アホの通販

広島風ハードボイルド焼き(2・おかわり) 悪の金言「極楽篇」 >思いのままあほらしいのつ食ってよ! >かざらなくていいんだし楽、 >楽しいなら言う事ないじゃん。 と、よし姉さんは言う。 コメント返信したけれど、この「 楽しいなら言う事ないじゃん。…

アホの消印

広島風ハードボイルド焼き(2・正) 悪の金言「回避篇」 「だったらいわせてもらいますけどね」 なんて台詞がありますが、 相手の理不尽な言いざまに腹を据えかねて飛び出すこの台詞。 これはアカンのだ。 詳しくは『仁義なき戦い悪の金言』でどうぞ。 今回…

アホの化身

広島風ハードボイルド焼き(2?) 悪の金言「番外・よし姉さん篇」 こんちにちは よし姉の双子の兄馬太郎です。 化粧をするとどっちがどっちだかわからないので いつもスッピンで通しています。 ということは、よし姉もスッピンだと馬太郎と同じ顔? 目は二…

知りませんよ!

広島風ハードボイルド焼き(1) 悪の金言「番外・駆逐篇」 「知りませんよ」 こんな言葉をなげかれて、突きつけられて、 ハナ白らんだことのある人は多いと思います。 言った相手は木で鼻を括った感じで大見得のよう感じでも 結局は無関係を無関心を宣言する…

広島風ハードボイルド焼き

『仁義なき戦い』悪の金言本日発売! ビジネスを通してサバイバルという言葉が流行った。 それは生き残りを賭けるという意味合いなのだが、 たぶんに誇張された感もあった。しかし、 もう誇張ではすまされない時代に突入している。 歴史は、人間は、変化を余…

一億円の仏壇の怪

昨日、都内某所で不思議なものをみました。 それは、 時価一億円をくだらないという豪華絢爛の仏壇。 「横井庄一の仏壇だそうですよ」 えええっ、横井庄一? グアム島から戦後22年して帰還した元日本兵の横井さん? わたしの頭に「?」が渦巻いた。 「ほら、…

若さが邪魔する

恋愛卜伝十二番勝負(第十番) 死んでもおまえを はなしはしない そんな男の約束を 嘘と知らずに 信じてた 夜が 夜が 夜が泣いてるああ 女のためいき. http://www.youtube.com/watch?v=db42QL6kZEk 1966年森進一のデビュー曲『女のためいき』でがす。 馬太郎…

聖女の嘆き

恋愛卜伝十二番勝負(第九番) よし姉さんがもっとはじけて、というから 栗の話をした。 クリトリスではない、天津甘栗だ。 でも足りないという。もっと、はじけて! いったい、どうはじければいいのだろう・・・ レモンのようにか? 生憎、胸焼けするので柑…

男と女はどっちが嘘つきか

恋愛卜伝十二番勝負(第八番) 折れた煙草の吸殻あでぇ あなたあの嘘が分かるよお 中条きよしの『嘘』です。 この曲のヒットによって煙草を消すときに 折らないように気をつけた男子は多いと聞きます。 と同時に男は嘘つきであるというイメージが決定的にな…

甘栗とお菓子詰め

恋愛卜伝十二番勝負(第七番) 先日、上野で友人と会うことになりまして 待ち合わせ場所は御徒歩町駅のミルクスタンドの前 すこし早めに着きそうだったので ひとつ手前の上野で降りてアメ横を歩いた。 アメヤ横丁に入ってすぐに甘栗屋がある。 今日もかわら…

問題はよん、はいくつか

恋愛卜伝十二番勝負(第六番) この間、映画『櫂』を観て、それはまあ面白かったのですが この夫婦の愛憎というのがいまひとつ解せなくて 宮尾登美子の原作と、続編にあたる『春燈』と『朱夏』を読んでみた。 案の定、原作とはニュアンスが違うよん。 これだ…

あなたのシモの世話がしたいの

恋愛卜伝十二番勝負(第五番) 思い立ったらいつも吉日の馬太郎ですが 突然、なにをトチ狂ったかの恋愛ト伝で怪訝に思った方も多いでしょう。 いやね、一昨日チャップリンの『ライムライト』を観ましてね。 あの名曲の調べに古典映画の名作に悪酔いしたのさ…

納得できない

恋愛卜伝十二番勝負(第四番) 『スライディング・ドア』という映画がありまして 主演のグウィネス・パルトローが超キュート コンパクトにまとめますのでストーリは省略しますが このなかで ヒロインが恋人の子供を妊娠したことを 伝えにいったら、実は彼に…

君のため

恋愛卜伝十二番勝負(第三番) 「君の幸せのために別れる」 まあ千昌男の星影のワルツですが 愛し合っているのならば それ以上の幸せがあるんだろうか? それ以上の幸せがあるとすれば その愛は、それ以下だったわけであって それまでのことである。 まあい…

お前のせいだ

恋愛卜伝十二番勝負(第二番) 「こんな雨のなか出てきて 風邪ひいちゃうよ。はやく帰りなさい」 なんだかんだとうるさい彼女 ほんとは帰ってほしくないくせに そういうお前がいじらしい。 なんてよくありますね(汗) 「ばか。お前のせいだぞ」 この一言が…

お前百まで

恋愛卜伝十二番勝負(第一番) みればみたものを喰いたくなり 観ればみたものに感化させる馬太郎。 さっそく塚原ト伝をリスペクトして 急遽、右ト全と戒名。ずびずばあ・・・死んだか (おっじかトリックスターさんしか解らない淋しいギャグ) 『塚原卜伝十…

たまには意識してみたがいい

良識派の壁(7) タイの水害。 今朝のニュースで水没したアユタヤに向ってはしる 列車の映像を眺めながら 『千と千尋の神隠し』のワンシーンを思い出した。 妻に話すと、昔は越谷あたりでもよくあったそうで 綾瀬川の氾濫で東武伊勢崎線もあんな感じで走って…

ルイちゃんに夢中

超加重労働で失神が危ぶまれ 馬太郎の血圧を血糖値を揺さぶる ルイちゃんが大変なことになっている模様です。 対人関係の苦手を告白する彼女でしたが 先月から務めだした牛丼屋で熱狂的なファンが急増。 ファーストフードの牛丼チェーン店にも関わらず ルイ…

悪い奴ほどよく眠る

良識派の壁(6.1) 11月22日発売の講談社α文庫 『「仁義なき戦い」悪の金言』 これは馬太郎の『訓録「仁義なき戦い」』を 再編集し直したものですが、 馬太郎ブログの真髄がこめられております。 今回は「金言」ということで 新原稿を大幅に(20本)追加しま…

ナベツネ以上に不味い桃井発言

良識派の壁(6) しかし、タイミングがいいのか悪いのか オリンパスの件で下山元社長の弁明に 苦言を呈したところ ナベツネがやらかしましたねえ。 渡辺恒雄 読売グループの首領。 しかし老けたよね。もうヨボヨボだ。 オーナー社長でもないのに なんであん…

カーネーションに夢中

上京して34年このかた NHKの連続テレビ小説なるものを観たことがなかった。 マ-姉ちゃんもおしんもオードリーもよく知らない。 そういうのを観ちゃうと堕落しそうな 所帯じみて 老け込むというか・・・ ところが先週より『カーネーション』にハマってし…

下山敏郎の弁明の不味さ

良識派の壁(5) しかし、タイミングがいいのか悪いのか オリンパスの問題は以前から騒がれていたのですが 今月2日から連載した「良識派の壁」は 終戦のときの軍人・大西瀧治郎のスタンスからの問題提議でした。 とくにオリンパスを意識してのものじゃなかっ…

バレなきゃよかったのか。

良識派の壁(4) オリンパスの不透明な企業買収の件 やっぱりというか遂に真相があらわになりましたね。 財テクの失敗の損失隠し。 前の社長など三人の重役の仕業だそうです。 オリンパスといえば一流の優良企業、銘柄。 その手口は唖然不自然で露骨というか…

ある父親の実録メルヘン

ハンカチ物語(2) 最近、自分の周辺でアスペルガー(症候群)という 言葉を聞く機会が多いです。 多動少症、自閉症など現代の子供たちが抱える シンドローム的障害なのでしょうか。 そういったものを子供たちの個別の、先天的な障害と考えるか 社会環境によ…

ハンカチ物語

週末の二日間、 古市憲一氏主宰の「夢塾」のセミナーに参加してきました。 古市さんのことは以前も記事にしましたが 元お茶の水女子大付属小学校副校長で 現職中にこの学校の入試制度を全廃させた方です。 退職後も生涯いち教師というスタンスで 日本の教育…

馬鹿でも利口でもできない。

良識派の壁(3) 母親がイタリア系スペイン人なので ギリシャ人とはまったく無縁で パパンドレウ首相ともまったく無関係なのですが 彼らについて勝手に書きます。 ギリシャの経済危機がEUそして 世界的金融危機に発展していることはご存知かと思います。 …

フェアじゃない。

良識派の壁(2) 大艦巨砲主義を時代おくれの妄信として 海軍の紋章「桜と碇」を「桜とプロペラ」に変えろと いった大西瀧治郎は同時に、搭乗員の技術と人命も 重視する「合理主義者」でした。 最初の頃は不時着したら捕虜になるように訓示していたほど。 良…

精神論ではなく現実論として

良識派の壁(1) 『あゝ決戦航空隊』という東映作品があります。 原作は草柳大蔵ですが、脚本を笠原和夫が手がけました。 製作時がちょうど東映実録路線のまっさかりで 主演の鶴田浩二(大西瀧治郎) 共演に池部良 (米内光政)ここまでは前の任侠路線として…

実体のない存在

リアリティーについてのこだわりを よく記事にします。 わたしにとって、このリアリティーは非常に重要で 映画でも、書籍でも、相手の言動でも とうぜん、自分の言動や姿勢でも まずはこれを基準にして考えてきました。 たとえそれがフィクションでもSFでも…